2018年1月10日
訪問施設 ベトナム ホーチミン グエンチーフォン病院
訪問者 社団法人GATS理事 池間 真吾
ベトナム・ホーチミン
『グエンチーフォン病院 ハイテク透析センター』にて朝から15時止血までの6時間旅行透析の最中です。
グエンチーフォン病院は1903年開院・115年の歴史あるホーチミンを代表する老舗の国立病院です。ハイテク透析センターは一昨年8月に日本の『田中泌尿器科医院(奈良・大阪に4院)』と『NPO いつでもどこでも血液浄化インターナショナル』の指導のもとオープン。透析室はとても綺麗です。定期的に田中泌尿器科医院のスタッフがグエンチーフォン病院を訪れアドバイス・メンテナンスのサポートをしています。
コンソールもダイアライザーもNIPRO。看護師さんは穿刺上手で無痛でした。短針の鉄針なので動きの自由は多少制限されます。
透析時間3時間半経過した12時30分、昼食配膳!
鶏肉のベトナム料理なんですが超美味。美味い、美味い!ベトナム風ソースが食欲そそります。
デザートの小豆トロトロのベトナム風ぜんざいも美味!タピオカも入ってます。
看護師さんが英語でベトナム料理の解説をしてくれました。
グエンチーフォン病院にて旅行透析を受けてる15時止血直前に、チエン院長先生が挨拶に来てくださいました。
日本人患者さんに安心して旅行透析に来てもらえるようにハイテク透析センターではベトナム人患者さんに対してもダイアライザーの洗浄リユースをやめて新品利用・利用後廃棄の日本スタイルをしっかり守っているそうです。(ベトナム人患者は6回程度のダイアライザー・リユースはまだ当たり前の状態です。)
私の旅行透析が終わってほどなくして、日本から田中泌尿器科医院・松原弘和さんが来院、今から水質検査です。日本の透析病院がしっかり指導・チェックしている様子を目の当たりにしてとても安心しました。
1時間半待って出た水質検査の結果は?日本と変わらずピュアな良好な水質であることが目の前で分かりました。実に安心して旅行透析をお願いできる病院です。