2015年9月15日
訪問施設 National Kidney Foundation Malaysia
訪問者 社団法人GATS理事 池間 真吾
マレーシアでは、全国腎臓病基金会マレーシアが国内で28カ所の透析施設を運営しています。今回は、本部事務局の隣にあるクリニックを訪問しました。
貧しい人にも透析治療を受ける機会を得られるように、基金会がマレーシア国内に28カ所もの透析病院を運営しています。一人1回日本円で約1500円の自己負担で治療が受けられます。
しかしダイアライザーは本人限定で1ヶ月13回、洗浄して再使用しています。ダイアライザーを洗浄する場所が設置してあり、個人の名前が記されたダイアライザー保管庫もあります。
最貧国などでダイアライザー再利用の話は聞いていましたが、実際に保管場所や洗浄風景を見たときは何とも言えませんでした。
改めて日本では、少額に治療費で長時間透析、HDFなどの治療を受けることの出来る環境に感謝しなければいけないと感じました。