ベトナム | 海外の透析食

ベトナム | 海外の透析食

1食の目安

塩分:2.0g     カリウム:約650mg     リン:約300mg

カーコート〔Ca Kho To〕(川魚の土鍋煮)

カーコート〔Ca Kho To〕(川魚の土鍋煮)
一杯 塩分 カリウム リン
カーコート 3.8g 505mg 260mg

※鯉で栄養価計算

ベトナムの庶民の代表的なおかず「Ca Kho To」は、Ca=魚、Kho=煮る、To=土鍋を意味しています。

味付けは、主に川魚をヌックマムなどで煮詰めているため濃く仕上がっているのでご飯によく合います。
また、ベトナムのご飯は水分が少なく、パサパサしているので汁気の多いおかずをご飯にかけながら食べるのが一般的です。

栄養価ですが、川魚の種類や大きさ、また作り手によって味付けが異なりますので参考にしてみてくださいね。

食べる際は、汁は残すかシェアして召し上がると塩分の摂取も少なくなります。
ベトナムのお袋の味をぜひお試しください。

ゴイクォン〔Goi Cuon〕(生春巻き)

ゴイクォン(Goi Cuon)
一杯 塩分 カリウム リン
ゴイクォン 0.2g 120mg 80mg
ピーナッツのタレ 0.5g 35mg 15mg

※「Goi Cuon」は1本あたりで栄養価計算
※ピーナッツタレは、大さじ1/2で栄養価計算

「Goi Cuon」という料理名は、馴染みがありませんが、生春巻きと聞くとピーンとくる人は多いはずです。

「Goi Cuon」はベトナム南部の料理。「ゴイ(Goi)=和え物」、「クォン(Cuon)=巻く」を意味しています。

ライスペーパーに、エビや豚肉、米麺(ブン)と生野菜、ミントなどのハーブを巻いてつくります。

日本では生春巻きを食べるとき、スウィートチリソースが一般ですが、本場ベトナムではピーナッツが入った濃厚な味が定番です。もちろん、さっぱり食べたいならヌックマムに砂糖とレモンを加えたヌックチャムもおススメですよ。

「Goi Cuon」1本には、カリウムやリンはあまり含まれませんが、具材の多い(特にエビ)ものだとカリウム、リンも高くなりますので注意してくださいね。
今回は、定番のピーナッツタレで食べたときを表示しますが、お店によっては塩分量が異なりますのでタレのつけすぎは気を付けてください。

チェー〔Che〕

チェー〔Che〕
一杯 塩分 カリウム リン
チェー 0g 240mg 50mg

※ゼリー、緑豆、タピオカ、ココナッツミルクで栄養価計算

見た目もカラフルで楽しく、身体にも優しい素材が使われているベトナムのスィーツ代表「Che」。

しかし、「Che」と一言でいっても、種類がたくさんあり悩んでしまいますよね。そこで「Che」を大きく分類すると、「温かいChe と 冷たいChe」があります。
さらに、分類すると「豆類、芋類、ゼリー類、果物類」などに分かれます。
そして、練乳やココナッツミルク、最近ではヨーグルトなどを上からかけたりします。

温かいチェー

「Che」はセレクトする具材によって栄養価がかなり異なります。特に、果物類を多く含んだ「Che」だとカリウムが高くなりますので注意してくださいね。

ちなみに、「冷たいChe」には、クラッシュされた氷が入れられていますが、ベトナムでは、氷の質がよくないお店もあるので気を付けてください。気になる方は「温かいChe」をお勧めします。

チャー・ヨー〔Cha Gio〕(南部の揚げ春巻き)
ネムザン〔Nem Ran〕(北部の揚げ春巻き)

チャー・ヨー〔Cha Gio〕(南部の揚げ春巻き) ネムザン〔Nem Ran〕(北部の揚げ春巻き)
一杯 塩分 カリウム リン
ネムザン 0.2g 95mg 55mg
ヌックチャム 0.9g 20mg 4mg

※ヌックチャムは大さじ1/2で栄養価計算

ベトナムで春巻きといったら、揚げ春巻きが定番です。しかも、南部と北部で呼び名が違うのも驚きですね。

小麦粉で作った皮ではなく、米粉なのでサクッとした軽い食感が病みつきになります。
中身も南部と北部では若干変わりますが、共通しているのは、豚ひき肉を主に用いています。
エビやほぐしたカニが入っていることもあるので、ぎゅっとした旨味を味わうことができるでしょう。

揚げ春巻きを食べるときは、ヌックマムに砂糖やレモン汁、赤唐辛子とにんにくを効かせた甘酸っぱいタレ(ヌックチャム)を付けて食べることをお勧めします。

今回は、北部の揚げ春巻きの栄養価を表示しています。お店によっては具材が変わりますが、タレのつけすぎは塩分の取りすぎになりますので、気を付けてくださいね。まずは、何もつけない状態で味をみてからタレの量を調整されるといいでしょう。

ちなみに、北部の揚げ春巻きは、南部より大きいのも特徴です(南部は親指位の大きさ)

バイン・セオ〔Banb Xeo〕

バイン・セオ〔Banb Xeo〕
一杯 塩分 カリウム リン
バイン・セオ(1枚) 1.0g 490mg 260mg
ヌックチャム(大さじ1) 1.8g 40mg 7mg

※「Banb Xeo」エビ、豚肉、緑豆、もやし、玉ねぎで栄養価計算
※ 生野菜、ハーブ類は栄養価計算に含まれていません
※「Banb Xeo」 1枚は中華鍋の大きさで栄養価計算
※ヌックチャムは大さじ1杯で栄養価計算

ココナッツミルク風味のパリッとした薄い生地に、エビや豚肉、もやしなどの野菜をいれて多めの油で焼いたB級グルメ。

食べ方も独特で、レタスやからし菜などの大き目の野菜にハーブ類、「Banb Xeo」をのせて巻き、ヌックチャムのタレにつけていただくスタイル。

見た目よりも野菜がたくさんとれるので旅行中の野菜不足が気になる方にはお勧めです。

栄養価ですが、生野菜の摂取量が多いほどカリウムも多くなりますが「Banb Xeo」の中に入っているエビの量を調整するとカリウムやリンが抑えられます。

また、ヌックチャムなどのタレのつけすぎは塩分の過剰摂取につながるので気を付けてください。

「Banb Xeo」は、大きさ、具材の種類や量は、お店によって異なりますので参考にしてみてください。

バイン・フラン〔Banh Flan〕(プリン)

バイン・フラン〔Banh Flan〕(プリン)
一杯 塩分 カリウム リン
バイン・フラン 0.2g 260mg 170mg

東南アジアの中でフランス文化の影響を強く受けたベトナム。スィーツにもしっかりフランスの味が根付いています。
その中でも有名なのが「Banh Flan」。

日本のプリンと同じ感覚で「Banh Flan」を食べると、固くて驚くかもしれません。

牛乳と卵、練乳でつくるカスタードプリン。
その上にかけるコーヒーカラメルの苦さが、「Banh Flan」の濃厚さを引き立ててくれるため、まさに大人のプリンといった感じです。

お店によって大きさも様々ですので大きめのときはシェアして召し上がられるといいでしょう。そうすることで、リンの摂取量も少なくてすみます。
また、食後のデザートとして召し上がる際は、リン吸着薬の服用を忘れないでくださいね。

ちなみに、南部では「Banh Flan」の上にクラッシュされた氷がのっていることあります。南北に長いベトナムならではの食の違いを発見できるのも旅の面白さですね。

バイン・ミー〔Banb Mi〕(ベトナム風サンドイッチ)

バイン・ミー〔Banb Mi〕(ベトナム風サンドイッチ)
一杯 塩分 カリウム リン
バイン・ミー 3.5g 305mg 220mg

※材料によって変わります

フランスの植民地時代に誕生した「Banb Mi」。

大きなバゲットに、いろいろな具材を挟めるのが楽しくて毎日食べても飽きがきません。

しかも、日本で売られているようなフランスパンではなく、タピオカ粉も入っているので、外はサクッ中はフワッとした食感に初めは驚くかもしれません。

塩分もフランスパンに比べあまり多くないのですが、挟む材料によっては塩分が高くなりますので注意してくださいね。

今回は、レバーペースト、ベーコン、大根と人参の甘酢、野菜やハーブを具材として栄養価計算していますので参考にしてみてください。

実は、ベトナムはパンが美味しいことでもお店も多いので色々なパンの食べ比べしても楽しいですね。

フォー・ボー〔Pho Bo〕(牛肉のフォー)

フォー・ボー〔Pho Bo〕(牛肉のフォー)
一杯 塩分 カリウム リン
フォー・ボー 5.2g 245mg 115mg

※塩分はお店により変わります。
※トッピング(もやし、パクチー)栄養価計算

ベトナム人には欠かすことができない「フォー」。米粉でつくる麺は、日本ではなかなか手に入らない生麺を使用しているので、是非食べてほしい料理のひとつです。

透明でこくのある牛骨スープは、しっかりとだしが効いておりフレッシュなハーブの香りが食欲をそそります。

「Pho Bo」には、「Pho Bo Chin(煮込まれた牛肉のフォー)」「Pho Bo Tai(半生牛肉のフォー)」などの種類があり、好みで選べるところも魅力的ですね。

「Pho Bo」のスープは塩分が多くはいっているため、飲み干してしまうと取りすぎてしましますので、シェアして食べることをお勧めします。また、タレを加えて味を変えるのもフォーの楽しみ方ですが、入れすぎに注意しましょう。

また、ハーブ類も好きなだけいれてもよいお店もありますが、その分、カリウムが高くなるのでほどほどにすると、他の料理も楽しめますよ。

フォー・ガー〔Pho Ga〕(鶏肉のフォー)

フォー・ガー〔Pho Ga〕(鶏肉のフォー)
一杯 塩分 カリウム リン
フォー・ガー 4.0g 235mg 90mg

※塩分はお店により変わります。
※トッピング(もやし、パクチー)栄養価計算

鶏一羽を贅沢につかった透き通ったスープは、あっさりとして甘みがあり、特に女性に人気があります。
実は、「Pho Ga」は、まだ歴史が浅く、第二次世界大戦下で牛が不足したため、代わりに鶏が使われたことが始まりといわれています。
また、フォーはもともと北部だけで食べられており、南部で食べ始められたのはフランスからの独立戦争後。ベトナムの歴史と共に変移するフォーを本場で味わってみてください。

牛肉のフォーに比べ塩分量は少ないのですが、汁を全部飲み干すのは避けたいところです。半分残すかシェアして頂きましょう。
お店によって塩分量は変わりますので、目安にしてくださいね。

また、ベトナムでも化学調味料を用いたお店があるのでフォーを食べるなら是非、フォー専門店で食されることをお勧めします。

カフェスアダー〔Ca Phe Sua Da〕(練乳入りアイスコーヒー)

カフェスアダー〔Ca Phe Sua Da〕(練乳入りアイスコーヒー)
一杯 塩分 カリウム リン
カ・フェ・スア・ダー 0.1g 210mg 65mg

※コーヒー130ml、練乳25mlで栄養価計算

ベトナムは、コーヒー生産量世界第2位を誇るコーヒー文化が根付いている国です。

コーヒー文化は、フランスの植民地時代に始まり、中国の影響もあり、今ではベトナム独自のコーヒーの淹れ方が発展しています。

そのままでは飲みにくいロブスタ種を深入り焙煎し、甘い練乳を用いることで美味しく飲めるように改良を重ね、さらに、用いる器具もベトナム独自のフィルターでゆっくり時間をかけて抽出します。このような、他国では例のないベトナム独自の淹れ方のことをベトナムコーヒーといわれています。

カフェスアダー(Ca Phe Sua Da)

「Ca Phe Sua Da」の特徴である練乳ですが、カリウム、リンが多く含まれていますので、練乳を少し残しながら飲むと調整しやすくなるでしょう。案外、甘さ控えめの方が日本人には合うかもしれません。(あらかじめ混ぜられている状態もあります)

もちろん、「Ca Phe Sua Da」を十分に楽しむのもいいでしょう。

旅の計画を練りながら、頂くコーヒーはいつも以上に美味しいはずです。そして、肝心なことは、よく混ぜて飲むことですね。

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