フィリピン | 海外の透析食

フィリピン | 海外の透析食

1食の目安

塩分:2.0g     カリウム:約650mg     リン:約300mg

Sisig(シシグ)

Sisig(シシグ)
一杯 塩分 カリウム リン
Sisig(シシグ) 4.5g 1366mg 699mg

細かくきざんだ豚肉をしょうゆ、ワインビネガー、たまねぎ、にんにく、とうがらしなどで味付けした鉄板料理です。豚肉には、豚ほほ肉、豚の皮、豚の耳などを使用したりします。

半熟卵をお肉とからめながら食べたり、アツアツのうちにご飯にかけて食べるとコリコリの食感がたまらなくおいしい一品です。

フィリピンで非常に人気のあるカラマンシー(すだちのような柑橘類)を絞って食べてたり色々楽しむことができます。 ビールとの相性も抜群で、フィリピンの定番ビールである、サンミゲルビールとい一緒に食べると最高のおつまみになります。

一皿分には約4.5gの塩分が含まれ、またカリウムやリンも多く含まれているので、2、3人ぐらいで分け合って食べるのが良いかも知れませんね。

Lechon(レチョン)

Lechon(レチョン)
一杯 塩分 カリウム リン
Lechon(レチョン) 3.4g 306mg 135mg

豚を丸ごと焼いたダイナミックな料理です。いわゆる子豚の丸焼き。
フィリピンでは、お正月、クリスマス、誕生日など、お祝いの行事にはかかせないフィリピンフードです。

炭火でゆっくりと焼き上げて作られるので、外はパリパリの香ばしい皮、中はジューシーで柔らかいお肉の食感が楽しめます。添えられた甘いソースはお肉とよく合い見た目も味も忘れられない思い出になりそうです。

今回は、レチョンの豚バラ肉を約100g程度(一皿分)食べたとすると、カリウムやリンはそれほど問題なさそうです。皮目に塩分が多く含まれるので、できるだけ皮ではない方を食べるようにすると安心です。

Kare-kare(カレカレ)

Kare-kare(カレカレ)
一杯 塩分 カリウム リン
Kare-kare(カレカレ) 1.7g 900mg 356mg

お祝い事や祭りなどの時に食べられていた伝統料理。最近ではフィリピン全土で普段から食べられるようになってきている。シーフード、ポークなど様々。

基本は、柔らかく煮込んだ牛肉となすやチンゲンサイと一緒に煮込む料理です。見た目と料理の名前から、カレー味を想像しますが、日本では食べたことがないような味です。

特徴は、味付けにたっぷりのピーナッツバターを投入するところ。甘過ぎず、しつこさも全然感じずにさっぱりと食べられ、白いご飯が進みます。

煮込み料理は塩分が高くなりがちですが、カレカレはそれほど気にしなくても良いかも。肉と野菜、ピーナッツの風味で塩分控えめにできるのだと考えられます。ただお店によって味付けは変わるので、舌を敏感にし、しょっぱさを感じるときはスープを残すようにすれば大丈夫です。

野菜がたくさん使用されているため、カリウムを多く含みますが、カリウムはスープに溶けだしているため、やはりスープは少し残す方が良いかも知れませんね。

Sinigang(シニガン)

Sinigang(シニガン)
一杯 塩分 カリウム リン
Sinigang
(シニガン)
4.0g 760mg 362mg

フィリピンでは有名なシニガン。魚介類や野菜が入って具だくさん、そして酸味の聞いた酸っぱい汁物料理です。魚介類の代わりにお肉を使用したりもします。

タマリンドという日本ではあまり聞かない豆で酸味をつけます。タイ料理のトムヤムクンでも酸味付けに使用されます。お酢の酸味とは違い、レモンやトマトなど自然な酸味があり、この酸っぱさにハマってしまう方も多くいます。ただ酸っぱいのが苦手な方には、好き嫌いが分かれるかも知れません。是非、挑戦してみましょう!

シニガンは、カレーのように、白いご飯に混ぜながら食べるのが基本です。

主食も主菜(肉や魚介)、そして副菜(野菜)がそろっているので、栄養バランスの良い料理です。

しかし、汁物なので塩分が多く入っています。シニガンを食べる前後での食事は塩分を控えめにしましょう。

カリウム、リンについては、1食分をややオーバーしていますが、スープやエビなどを少し残すなど調整すれば特に注意を要せずに、安心して食べられます。

Adobo(アドボ)

Adobo(アドボ)
一杯 塩分 カリウム リン
Adobo
(アドボ)
1.8g 580mg 180mg

アドボとは 、「マリネ」という意味の単語でスペインも同じ意味で使われており、スペイン料理のアドバード(鶏肉の漬け焼き)が起源と言われています。

アドボは、シニガンスープ同様、フィリピンを代表し、家庭の味として大人気の料理です。

アドボは 、牛肉や豚肉、鶏肉など全ての肉料理で調理でき、また、鰯などの青魚にアドボの味付けを生かしても美味しく食べられます。

アドボで代表なのは、骨つき鶏肉や豚足ですが、特に豚バラを使ったアドボがイチ押しです。

まず、ジャガイモや人参、玉ねぎなどふんだんな野菜を使い、酢に漬けて肉を柔らかくし、醤油もしくは、 パティス(フィリピンの言葉で魚醤)、砂糖、胡椒の粒とローリエなどを使って煮込みます。フィリピン本場のアドボを再現するなら醤油ではなくパティス使って調理します。

家庭によって出されるアドボは様々で、煮汁を煮詰めて照焼きのようにするアドボもあります。ご飯と相性がよく、お肉も口に入れたらとろけるくい柔かくなっているのでとても食べやすく非常に美味しい料理となります。

今回は、豚バラ100gを目安に栄養価計算をしています。味付けは、お店によって変わりますが、酢を多く用いているので日本の減塩食にちかい料理です。もちろん塩辛い場合もありますので、食べる量を調整するとよいでしょう。

また、じゃが芋が多く入っている場合、カリウムの量が多くなりますので注意しださいね。

Lumpiang Sariwa(ルンピア・サリワ)

Lumpiang Sariwa(ルンピア・サリワ)
ソース 塩分 カリウム リン
スイートチリソース 1.5g 200mg 35mg
ピーナッツソース 1.8g 260mg 110mg

*今回は1個分で栄養価計算しています。また具材によって栄養価は変わります。

フィリピンでは、生春巻きのことを「ルンピア・サリワ」といいます。

他にも、「ルンピア・グーライ」といった揚げ春巻きがフィリピンにはあります。ルンピアは、中国福建省が起源と言われ、春巻きを意味する言葉です。

「ルンピア・サリワ」の具材は、作るレストランなどにより異なりますが、筍、もやし、人参などを細切りにし、それらを一旦炒め、レタスに適量を巻いて春巻きの皮に包みます。

ルンピア・サリワにつけるソースもレストランより異なますが、スィートチリソースで食べるのがオーソドックスです。

最近では、ニンニクが効いたピーナッツソースもブームになっています。

ピーナッツソースの場合、リンが多くなりますのでソースの量を調整するとよいでしょう。

ガーリックチップを沿えてルンピア・サリワを食べると病みつき間違いない一品になります。ぜひ、ご賞味あれ。

Caldereta(カルデレータ)

Caldereta(カルデレータ)
一杯 塩分 カリウム リン
Caldereta
(カルデレータ)
2.0g 870mg 340mg

スペイン発祥のフィリピン料理「カルデレータ」は、フィリピンの言葉でカルデロ=鍋という意味通り、たっぷりなトマトをベースに、牛や豚のレバーペースト、ジャガイモや人参などの野菜、そして、豚肉や牛肉を柔らかく鍋で煮込んだ料理です。

トマトが苦手な方もレバーペーストで煮込むことでトマトの酸味がまろやかな味わいに変わり口に広がります。日本人にも合う味付けで、ご飯がすすむ一品です。

主に、マニラ首都圏で良く出される料理ですが、中部や南部地方では、野菜はほとんど使わないシンプルなソースが多く、最後にサワークリームなどをかけることで上品な味わいを楽しむことができます。

栄養価においては、レバーを用いている料理ですので、リンが多くなります。

Caldereta(カルデレータ)

また、フィリピンでは、日本のカレーのように簡単に家庭でも調理できるようカルデレータのパウダーが販売されていますので、料理好きな方へのお土産にいかがでしょうか。(ネット通販でも購入可)

上品でコクの深い美味しい「カルデレータ」。リンが気になるところですが、量を調整しながら味わってみるといいですよ。

Haluhalo(ハロハロ)

Haluhalo(ハロハロ)
一杯 塩分 カリウム リン
Haluhalo
(ハロハロ)
0.5g 320mg 180mg

ハロとはフィリピンの言葉で混ざるという意味でハロハロとすると混ぜこぜにするという意味になります。

フィリピンの「ハロハロ」は、ウベという紫山芋のアイスと練乳ミルクはメインになります。

まず、かき氷の上にウベのアイスクリームをのせ、コーンフレークやカラフルなゼリー、ナッツや甘く煮た豆などをのせ、それを全部混ぜて食べます。

お店によっては、プリンなどのいろいろなトッピングがありますので、好みの味に出会えるといいですね。もちろんトッピングの種類によっては、栄養価も多少変わります。特に、アイスクリームの量が多い「ハロハロ」だと、どうしても、リン、カリウムが高くなりがちですのでシェアして食べるといいですね。

蒸し暑い時期に食べるとこの甘くて冷たいデザートが、とても美味しいです。

是非、暑い時期の食後のデザートにいかがでしょうか。

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